2012年7月26日木曜日

ソウル慶州お墓参り&ロケ地ツアー その10

~もう帰る日~

濃いー3泊4日ももう終わり。

10:00発のヒコーキに乗るために、5:30起床、6時ホテルチェックアウトし、タクシーでソウル駅へ行き、テツ子さんのために空港鉄道コンハンチョルドに乗ります。

このとき全員の荷物が車のトランクに入りきらず、ひとつをかかえて乗りました。
(テツ子さんのキャリーバッグはレンタルで「トランク」の大きさだったのです。レンタルの中では最小のものなのに「ヨーロッパ7泊8日ですか?」な大きさでした。)


旧ソウル駅

東京駅も設計した人によるものだったと思う。

20年近く前は暗くて、ゴミゴミしてて怖かった覚えがあります。


そこから舗装されてない道をガイドも見ずに歩いてたら、南大門について南大門市場でご飯食べたなぁ。
そのときの同行者が「サムゲタンないの?」ってフツーの食堂で言っていたが、当時はまだ一般の店では食べられなかったのよ。
今は南大門の食堂のどこにでもあるけどね。

今はきれいに整備されました。


新ソウル駅

今どきのガラス張りでロッテマートなども併設しています。

案内所は日本語もばっちり通じます。









7:00の空港鉄道A'REXに乗るために地下2階のデスクへ。
ここには直通列車改札・切符売り場、出入国管理事務所、 搭乗手続きカウンター、食堂(見かけなかったなぁ)があり、売り場は日本語ばっちりの対面販売でした。

まず、デスクで直通列車のチケットを購入します。
大韓航空、アシアナ、済州航空の航空券(Eチケット)を所持時、直通列車の運賃13,800Wの20%割引=11000W(ただし、T-moneyカード5%割引との重複不可) 
T-Moneyカードで払おうと思ってわざわざチャージしておいたのに「現金のほうが安くなります」と使いませんでした。


そのデスクのすぐ横に大韓航空、アシアナ航空のカウンターがあり、チェックインと荷物預けがあります。荷物を預けて身軽にGo。(直通列車のチケットを持っていないとチェックインできない=一般列車(料金が安い)は使えない)


「出入国管理事務所」があり、空港施設に入らず直接ゲートに行けるようです。時間がないとか出国前施設に用事がなければ使えますね。(今回のようにチェックイン・荷物預けは済んでいる場合)


管理人は直通列車には初めて乗ります。(一般は2年前に済、このときはまだ仁川空港ーソウルはつながっておらず、金浦空港で乗り換えました。)


日本の特急列車よりも広く、ゆったりとしています。





ここで、トラブル発生。

N子さん、このタイミングでトイレに行きたくなったのです。

管理人もよく知らず、電車内にトイレがあるだろうと思って聞いてみたら
「オプソヨ(ありません)」

N子さん、40分ひたすらガマンしました。






7時出発でガラガラ

仁川空港について改札を出て、すぐトイレに行きセーフ。

ムダに広い空港鉄道駅。

仁川空港内に入り
10時のヒコーキに乗るまで、おなか減るのでソウル中にあるカフェ、パリクロワッサンで朝ごはんを食べました。

ここでまたトラブル発生。

会計でお金が足りなくなったのです。
電車料金をT-Moneyカードで払わず、現金を使ったので「公共財布」のお金が残っていなかったのです。
管理人が立て替えました。


仁川空港

空港内のコンビニで、T-moneyカードの残額を払い戻してもらい、ひとり千円近くのお小遣いになりました。



























おそらく私が知っているアジアで一番広い免税品売り場でさくっとお土産を買い、10:00発のアシアナ便に乗りました。


あ、またパンだった。
今回行きも帰りもパンで、アシアナ名物ビビンバは食べれなかった。



パーソナルモニターがありました。
でもソウルは近くてすぐに終了しちゃう。
関空着11:40分

台風でキャンセルが危ぶまれた行きとは違って快晴です。
あんまり、施設がなかった関空駅















入国審査の時間の余裕を見すぎて待つことしばし、1時間半後のはるかに乗り京都駅へ。

15:10発のサンダーバードで帰途に着きました。

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さて、今回の管理人のふり返り

・ヒコーキを早く予約してよかった。

・ホテルは便利な東大門周辺がとれなかったけど、鐘路のサットンホテルがgoodで結果オーライ。

・関空へ行く途中、ちょっとトラぶったが楽しかった。

・日程、行程の必要時間を計算しておいて無理がなかった。行き当たりばったりの行動もできた。

・食事は初日はリサーチなしの出たとこ勝負、2日め部屋飲み、3日め宮廷料理、で変化に富んでいたがまぁ正解だった。お金も安くついたし。

・管理人は一人行動、他の人たちはオプショナルツアーでそれぞれが行きたいところへ行けてよかった。

・お土産を買うのは仁川空港の免税店は高かった。ロッテマートなどでジャンクなものも買いたかった。

・初日は関西が台風、なか日はピーカンで暑くて、季節も考慮しよう。

などですが、反省点はあまりなく、とにかく楽しかったです。

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料金内訳

JR       14,800円
ヒコーキ    28,960円
慶州ホテル   4,024円
KTX                3,300円
ソウルホテル 13,800円
ツアー      7,650円
滞在費     20,000円

合計 だいたい90,000円!


はじめにいただいた金額からその場で2万円ちょっとお返しできました。
うーん、我ながら充実したコスパのよい旅行でした。

皆さん、また行きましょう!


2012年7月20日金曜日

ソウル慶州お墓参り&ロケ地ツアー その9

~韓国最後の夜インサドン仁寺洞で宮廷料理~

夕方、オプショナルツアーから3人が戻ってきて、また観光にgo!

地下鉄で東大門に到着。(去年の写真の使いまわしじゃないわよ)

やっぱ、ソウル初心者のテツ子さんがいるんだから、それらしいところにも行っておきましょう。

本当は登山道具街に行くには鐘路5街駅のほうが近いんだけど、東大門の川沿いを歩いていきます。




Sさんが「登山道具はいつ買いに行くの?」と初日から楽しみにしていたところです。

今回は有名どころだけに絞り、いきなり「ミレ」へ。バーゲンだったけど、途中トイレも借りたけど、予算に合わず却下。

隣の「サロモン」でバーゲンでお手ごろな値段になっていたTシャツなどを購入。

 そして、広蔵市場へ。(混んでて写真撮れなかった)
中は何度も行っているので、スラスラ歩けます。
  
スヒネピンデトッで緑豆チヂミを試食しようとしたけれど、今回は「試食用カゴ」が置いてなかった。残念。

布団屋さんなどの閉店時間をすぎて暗ーい通路をひるみながら麻薬キンパに向かい、マヤッキンパを4人で1人分をつまみました。スープは4人分くれました。
お持ち帰りよりイートインのほうがおいしいです。辛しじょうゆにつけながら「こりゃ、とまらんねぇ」
このへん画像はソウルナビから


広蔵市場にはもう日本で食べられるところが少なくなったユッケの専門店がありますが、「命がおしい」という皆さんの意見で却下。(一人で食べられる量じゃないので、残念)







鐘路5街からまた地下鉄に乗り、鐘路3街で乗り換えアング安国へ。


アング6番出口から鐘路警察横の細ーい道をひるみながら歩き、インサドン仁寺洞の伝統家屋の街並みを見ながらやっとさがしだせたお店。

宮廷料理の ヌィジョ

1回くらいリッチに韓国らしい食事をしようと選びました。

コース料理だけの店で下から2番目に安い クジョルチョ구절초 1人分35000W=2500円

スタッフは全員簡単な韓服を着て、接客もていねいです。

中の調度品もすてきでした。













 カボチャ粥

あっさりと自然な甘み










2水キムチ
一人分がこの量です。
からくなくサラダ感覚です。
















3根菜包み
くわしくはソウルナビを参照してください














4季節の和え物

鶏肉ロースト












チヂミ






























6たこの炒め物


画像より赤くて、辛かった
宮廷料理だからといって、辛くないわけではない。

これで、ナッチポックン(たこの辛い炒め物)の店にわざわざ行くことはなくなったわ。














乾杯のビールの後はトンドンチュ




























7根菜の煮物

かぼちゃだったと思う















この間に写真を撮り忘れたものが、
醤キムチと牛肉の薄切り、(牛焼肉)
きのこ鍋(一人ずつのスープ、辛かった)
エイの唐辛子味噌和え
牛肉の串焼き



ご飯、
ハスの葉で包んだおこわ
テンジャンチゲ(味噌汁)













キムチとナムル類

器がすてきでした。
































デザート?の醗酵ジュースはほんのり甘くさわやかでした。




「ヌイジョ」

ヌィジョ
뉘조


ソウル市 鍾路区(チョンノグ) 寛勲洞(クァンフンドン)84-13
서울시 종로구 관훈동 84-13

35000Wのコース 4人分 140,000W
ビール 
トンドンチュなど飲み物
税金10%
合計 173,800W=12,200円

高級チックだけど、安!
豪華な(といってもリーズナボー)な食事に大満足でホテルに歩いて戻りました。

仁寺洞から鐘路は近くていいわ。

2012年7月12日木曜日

リュ・ジン氏ロケ地めぐり 3

リュ・ジン氏ロケ地めぐり後半


  1. 「千万回愛してます」セフンの会社
  2. 「童顔美女」イ・ソヨンのアパートの近くの坂
  3. 「千万回愛してます」ヨニの家の電柱

ジョンバルサンは鐘路から地下鉄1本で行けましたが、次からはロケ地を目指し鉄道・バスに乗り換えします。

 ジョンバルサンから再び(地上だけど)地下鉄3号線に乗り3駅、大谷대곡デゴック駅に向かいます。





























大谷駅に到着したら、京義(キョンギ)線に乗り換えます。





周りは田舎の風景

電車の乗り継ぎに10分以上はかかりました。













京義線デジタルメディアシティ駅に到着
国鉄と地下鉄が乗り入れる駅です。
2番出口を出てすぐのところにあるのが、

千万回愛してますセフンの会社ペクサン社PANTECH社

セフンが別れを告げたあとに、「会ってくれるまで会社の前で待ってるから」と傘もささずにいるヨニを、「会いたくないわけがないじゃないか」と抱きしめてしまうセフン。
(管理人のテキトー訳)






大通りに面した扉ではなく、反対側でした。 















土曜でも結構人が出入りしていました。
道路沿いから入る地下には、レストランもあるようでした。







社内には簡単に入れましたが、エレベーターを使うには警備を通って、荷物を検査器にかけるようです。

そんな、大そうな会社なのか?
 ドラマ中、警備のおじさんはここにいたと思う。
















PANTECH社
住所 ソウル市麻浦区上岩洞 마포구 상암동(マポクサンアムドン)
最寄り駅 デジタルメディアシティ駅 2番出口すぐ
地図リンク http://goo.gl/maps/o0g4

さて、次に向かう最も近いルートが緑のマウルバスです。そのバス停に向かうまでが大変でした。

国鉄と地下鉄が乗りいれるデジタルメディアシティ駅を横断するのに、迷いに迷っているところ誰かが地下に降りていくのが見えました。

その地下道入り口に着いたら、「駅への近道」と書いてありました。(ハングルでどう書いてあったかも、もう不明)

 延々と続く地下道、すぐ横は道路が通っています。
長くて、ひと気がなくて、これが夜だったら、かなりビビったと思います。(私だって怖いことはある
20mおきぐらいに非常ボタンと防犯カメラがあるのでヤバくはないのでしょうが・・・











デジタルメディアシティ駅の4番出口からバス停を探して歩くと、道路中央の島がバス停でした。












マウルバス7738 4~6分間隔のはずが、10分ほど待ちました。

バスの検索は ソウル市バス路線案内(日本語) でしました。
起点と終点を地図上でポイントすると最短ルートが出てきます。

そのルートの各バス停も表示できます。

ただ、ハングルを訳したものしか表示されないのに、実際のバス停の名前はハングルなので多少の知識は必要です。
たとえば、今回7738バスの途中バス停で「北加佐洞十字路」とあるのは「북가좌동사거리」というように。

このバス(ソウルはどこもそうだけど)、急坂を上る、急に止まる。怖い

11駅ほど(ひとつずつチェックしていった)行って、見たことのある風景!
すかさずピンポーン!

車は右側通行なので、そのまま右歩道を歩いてピンク丸のほうへ行くと、(ドラマ撮影は黄色丸付近)
車通りが少ないので渡ることをお勧めします。









フツーの住宅地に入って行き、上に行くには


 こんな坂道を歩かなければなりませんでした。

雨降ってたら、絶対ムリ。












そうして着いたのが、ここ。

童顔美女
イ・ソヨンのアパートの坂

13話 会社の危機を乗り切るために、クビにしたイ・ソヨンに短期間のバイトをお願いするために来たスンイル。
 これ、急坂。
「メリは外泊中」でグンちゃんがメリを負ぶって上がったって?
グンちゃんアスリートのトレーニングか?

























近くのあずまや
















話が終わって、イ・ソヨンを送ってきたスンイルの車の後ろで、ジヌクが右のあずまやから慌てて出てきてこけそうになります。

住所 ソウル市西大門区延禧洞(ソデムン区ヨニドン)연남동
最寄り駅 国鉄加佐(カジャ)駅(管理人は利用してません)
地図リンク http://goo.gl/maps/xkCY

管理人の行きかた
デジタルメディアシティ駅4番出口近くの水色駅前バス停から7738バスに乗り、ホンナム橋下車


ほんとにフツーの住宅街でした。

またもや、7612マウルバスの乗って移動です。
さっき着いたバス停からも乗れますが、あえて歩いて次のバス停から乗りました。

その途中、大量の中国人観光客が食事する店がありました。(外に出てる酔っ払いがあんまり行儀が良くなくて避けながら歩きました。
ツアーだとこういう所で食事するのね。住み分けというかビジネスっていろいろあるんだなぁ。

そのバス停で、管理人がドキドキしたことがありました。
同じバスを待つ青年がチョーかっこよかったのです。
ギターを担いで、シースルーシャツを羽織ってひょう柄パンツのファンキーなスタイルの男の子。

4つめのバス停、ホンデイック弘大入口駅に着いて彼も降りてきたので、パチリ(正面じゃないところがビビりなアジュンマ)、彼がメジャーデビューしたら日本第1号ファンは私!

ホンデイック弘大入口駅から空港鉄道に乗って1駅、孔徳駅に向かいます。
空港鉄道はソウル駅-空港直通以外は一般市民が乗るフツーの電車です。

孔徳駅に着くともう1時半で、昼食を食べてしまわなければ、通し営業が少ないので食いっぱぐれてしまいます。

孔徳駅のあたりは、ジョン(チヂミ)の店が並ぶ通りと、チョッパル(豚足)の店が並ぶ通りが有名だそうですが、一人では食べ切れなさそうなのと、つまみを肴に飲みだしたら後に支障が出そうなのでやめました。
ロッテシティホテルマポ(すごい背の高い建物)に泊まると、歩いてこれそうです。

一人メシができるリサーチしてある店へ向かいました。
クルタリシクタン キムチチゲがおいしい店だそうです。

ネットでは昼食時は満席とのことでしたが、土曜の午後で閑散としていました。
座席数は多かったので、混んでいてもキムチチゲなので回転は速そうです。
クルタリキムチチゲ
「キムチチゲ ハゴ メクチュ チュセヨ」
キムチチゲとビールください。

さっそく並んだおかずと、しばらく経ってから来たキムチチゲ

ごはんから時計回りに、
青菜の和え物
大根菜のキムチ(ヨルムキムチ:夏のキムチ、これ好きなの)
ケランマリ(卵焼き、うまかった、隣の3人グループはお代わりしてた)
カレイの辛い煮付け
韓国のり(タッパから好きなだけとる)

そしてメインのキムチチゲ!
底のほうにシチューか?と思うほどの大きさの豚肉が3個はあった。

うまーい。ちょっとからーい。
チゲは一人メシの定番

この店にしてよかった。













昼でも豚焼肉を食べている人がいた。

メニューは日本語あり。

キムチチゲ 6,000W
メクチュ(ビール) 4,000W(だったと思う)

1万W=700円 安!
コスパ最高



そして、孔徳洞を歩いて次のロケ地に向かいます。

千万回愛してます
ヨニの家

この電信柱が見たかったのです。

ストビューで再開発真っ最中なのはわかっていましたがアタックしました。

セフンの頭上のメタリックな看板がポイント。







ここかなぁ、

が、しかし、その向かいは












工事中・・・・
残念・・・・
















そのもうちょっと先はこんな感じでした。






どんなシーンかは

キャー









今はなき住宅で

「ウリ カッチ サルッカヨ? シロヨ?」

管理人、このときの「シロヨ?」が好きなんです。

よいわー

住所  ソウル市麻浦区新孔徳洞6住宅再開発
マポ区シンゴッドン 신공덕6주택재개발
最寄り駅 孔徳駅6番出口
地図リンク http://goo.gl/maps/n9L5




これで、管理人のロケ地めぐりミッションは完了しました。
達成感で満たされて、孔徳駅から5駅の鐘路3街に戻りました。

リュジンファンの皆様もぜひロケ地に行ってみてください。あの感動がよみがえりますよ。

次回は、ソウル最後の夜、ドーンと奮発して宮廷料理!