2013年4月26日金曜日

リュ・ジン氏 オフィシャルホームページができた!

東京バリアフリー旅行記の途中ですが、これは紹介せねばなるまい。

拙ブログの2012年12月6日分
リュ・ジン氏に会えた! 6 ~センイルパーティー会場(リュ・ジン氏事務所)~」のコメントにリュ・ジン日本オフィシャルウェブサイト管理担当の方から次のメッセージをいただきました。


初めまして
リュ・ジンのページにアップしていただきたい情報がありまして、ご連絡をいたしました。
この度、『リュ・ジン日本オフィシャルウェブサイト』がオープンいたしました!

オフィシャルサイトではリュ・ジンに関するニュースや情報、ここでしか見ることのできないギャラリーやムービーなどたくさんのコンテンツを用意していく予定です。

サイトURLは「 http://www.ryu-jin.co.jp/ 」です。
どうぞよろしくお願いいたします。



TOPページ

リュ・ジン氏が話している動画あり。











NEWSページ

まだオープンしたばかりなのね。













プロフィールページ
















FILMOGRAPHYページ















FROM リュ・ジンページ
















ギャラリーページ












 掲示板ページ

おー、知ってる名前がある。












掲示板のページに「会員登録」ボタンがあります。

 会員登録は無料















皆さん リュ・ジン氏日本進出を応援しましょう!

2013年4月17日水曜日

東京バリアフリー旅行記 3

ホテルでちょっと休憩(ジジはチョイ飲みに買っておいた缶の日本酒飲んでるし)したら、晩御飯に向かいます。

行く先は築地、すしざんまい喜代村。
帰りはタクシーに乗るつもりだったので、行きは地下鉄に乗ります。

ホテルから徒歩3分の芝公園の駅のほうが近いのですが、エレベーターに乗れる出入り口は大きな道路を渡った向こうなので、お花見と近所の散策を兼ねて三田から乗りました。




浅草線からひと駅の東銀座に向かい、日比谷線に乗り換えようとすると
「工事中で駅構内で直接乗り換えできません」と言われ、一旦地上に出て乗り換えることになりました。

が、地上に出たら、そこにオープンまじかの歌舞伎座があるではありませんか!
(このへんの画像はよそ様からお持ち帰り)

おもわぬ見物ができました。

ジジとババは数日あとの歌舞伎座こけらおとしの様子をTVで見て
「ほら!いった所や」と喜んでいました。
(どんだけ、おのぼりさんやって)

 しかも、エレベーターは歌舞伎座の建物の中!

地下2階の「木挽町(こびきちょう)広場」に出て駅にいくようです。







































 セブンやお弁当売り場がならんでいます。
 フォションのエクレアは期間限定だったようです。










同じ階の東銀座駅から日比谷線に乗り、築地へ向かいます。

築地本願寺のライトアップがキレイでした。画像なし。

すしざんまい喜代村は築地発祥の寿しチェーン店です。

ここ数年、初市で高額でまぐろを競り落としている社長の寿司屋です。

去年、場内が休みの日曜にジジを連れて行ったら、エラい気に入ってババも連れて行こうとなったのです。

前に行った本店は、階段が上がれないので1階のテーブル席になるのと週末は予約できないので、系列の「奥の院」、「本陣」に午後イチに電話予約しました。

けれど空席はなく、「空くまで待ちますか?」と言われましたが、他にも店はあるだろうと、とりあえず築地場外をブラブラしました。

そしたら、「すしざんまい 本店」のほぼ裏に「すしざんまい 別館」がありました。
店頭のメニューを見たら、本店と同じ価格帯でした。
(「奥の院」などは1割ぐらい高い)











6時で並んでいる人も少ないので、「ここにしよう」と即決!
肌寒い時期でしたが、入口にはヒーターが置いてあり、車いすのババは優先的に当たらせてもらい待ちました。


1階のテーブル席限定だったので、数組に抜かされましたがしょうがない。

中は店が変わっても活気付いています。







 築地盛 三人前 4,179円
つまみに。









あさりの酒蒸し 735円
 旬ですから。

鯛かぶと煮 1,029円
煮魚はババが好き。






それに、ビール、日本酒、スパークリングワイン(しかも好きなスペインのコドーニュウ)を飲み、マグロの握りなどさんざん食べて、4人で2万円を切りました

コスパ高し!

満足してホテルまでタクシーで帰りました。

2013年4月16日火曜日

東京バリアフリー旅行記 2

山種美術館を堪能したあと、恵比寿に向かいます。

山種美術館の近くの「広尾高校前」から都バスで恵比寿駅へ。
バスは低床タイプでよかったですし、優先席を譲ってもらえました。

が、2つ先の終着、恵比寿駅で車いすを降ろしやすいように、運転手さんに
「(自分たちがいる)前のドアから降ろしてもらえませんか?」
とお願いしたけれど、(前のドアを開くと待っている人が乗り込んでくるためか)「できませんね。」と言われ、ジジがあとから「ものの言い方があるやろ!」と怒っていました。

うーん、田舎のような「根性よし(ホスピタリティあふれるの意)」を期待してはいけないのね。


JR恵比寿駅 (西口)

恵比寿ガーデンプレイスは反対側
駅ビルなら「まぁそこそこレベル」のごはんがあるだろう&身障用トイレがあると、アトレ恵比寿でランチ。


妻家房

ムコが妻の家でおもてなしを受けるようにくつろげる所という意味か。











ジジババは洋食が苦手なのと、夜は築地の寿司屋に行くつもりなので、「和食じゃないものを」と韓国料理にしました。

インドカレーとかもあったけど、このメンバーじゃ却下されるので。
あと、ジジのため日本酒があるのも重要ポイントです。



 まぁフツーにうまい。

外はカリ、中はフワというチヂミは久しぶり。

パ(ねぎ)チヂミにはイカ入り。





あと、私がスンドゥブ定食。

まぁ、食べて、飲んで4人で7500円でした。

アトレ恵比寿の4階に身障者トイレあり(先にチェック済み)。

次はまたタクシーに乗って原宿へ。
私とニャーがお買い物をしたいの。

ニャーがラフォーレ原宿のビジュアル系の店を回り(見るだけ)、近くの「H & M」と「FOREVER21」でガッツリ買い物。
Image ラフォーレ原宿


 「H & M」

 FOREVER21

「人生でもっとも輝く21歳のココロを永遠に持ち続ける人々のためのブランド」というコンセプトで世界中に約470店舗を展開しているロサンゼルス発のファストファッションブランド店「FOREVER 21」の日本直営1号店。

全部、安い!

その間、ジジがババの車いすを押し、原宿から表参道への坂を上がっていったそうな。
さすが力はある。

「ここが表参道ヒルズか!ルイトンやシャネルもあるぞ」ってな感じか。















そろそろ疲れたし、ホテルに向かうか、とまたタクシー。
今回階段の上り下りが不安なババのためタクシーを多用した。
駅は階段だらけだから。

原宿を出て麻布付近を通るとき、さっきも見た大使館の建物にニャーが「あー!」



オーストラリア大使館の
(この画像はよそからお持ち帰りした)

この画像の中央、上に











カンガルーとエミューがいたのです!

芸が細かいなぁ、オーストラリア大使館。

















タクシーで向かった先は芝公園の

ホテル三田会館

芝公園駅から徒歩1分

ここにしたのは、最近オープンしたてで新しいのと、バリアフリールームがあるから。


バリアフリールーム

時計がアナログな針時計。
ニャーが「電波式時計だとペースメーカーに影響するからだ」と教えてくれた。

ああ、そうなのね。
勉強になりました。

実際、私たちの部屋は電波時計だった。

車いすがつけられるようにベッド間が広い。

部屋のドアも普通の高さの確認窓と車いす高さの窓がついていた。

が、部屋の天井の照明のスイッチがどこにあるのかわからず、暗い中で過ごしたそうな。

このときは日中で照明がいらなかったので、私たちも探していなかった。
床面は同じツラで(フラット)、浴槽とトイレは引き戸式で、手すりがそこら中についていた。
シャワーカーテンで仕切られたトイレ。

東横インのバリアフリールームは浴槽とトイレの仕切りなしだったのでこれはよろし。

















一方、私たちの部屋は


ラッキー!角部屋だ。

明るくていいのだけれど、3階だったので外の車の音がうるさかった。

しかし、低層だからうるさいと思っていたら、実はベッドの枕のすぐ後ろ(窓の桟)に換気口があり、開きっぱだったことが朝になって判明した。

そりゃ、うるさくて、館内エアコンのはずなのに朝方にうすら寒かったわけだ。

ドアを開けるとムダに広いスペースあり。
ま、フツーのユニットバス。




















部屋でまったりと休み、ニャーは今買ってきた洋服を出して喜んでいました。

次回、築地の寿司屋に向かう途中、オープンしたての歌舞伎座の中を偶然見られた件

2013年4月5日金曜日

東京バリアフリー旅行記 1

ただし、中途半端。(途中から画像なしというイミで)

 仕事で利用者様に「車いすでも旅行できますよ。行ってみたらいいじゃないですか?」とのんきに言っていたのに、実は自分では体験していなかったのです。(旅行介護者の研修はしたことある)

 今回、実母の調子もよく、ヒコーキのタダ券もあるので、東京に行ってみました。
(ヒコーキのマイレージが 5万マイル越えてたのよ、一人ならヨーロッパ行けたけど、一人1万5千マイルで東京行き家族旅行にあてがったのよ。)

さて、3月下旬の土日に東京旅行に行ったのは、
ジジ : ウォーキングしてるので体力はある。
ババ : ペースメーカーが入っている。階段を数段上がれて、数歩なら歩ける。要支援1
ニャー : 上の娘。ジジとババが孫も連れてこいと言い、下の娘は用事があり、ニャーだけが来た。
そして私 の4人

小松空港

お留守番のだんなと下の子、タンポポ










春休みに入ってすぐで小松空港が超混んでいた。
羽田行きがANAとJALの2便が時間差ない上に、成田行きの国際線乗り継ぎのチェックインまでANAカウンターでしているので時間がかかる。

隣に並んだ人がビックリだった。成田行きのチケットを今買ってアメリカに行くそうな。
え?成田行きを正規料金で買ったの?何万するんやろ?

チェックインはババが車いす(自家用は荷物預け、空港内はANAのを借りれる)なのでいくつか質問を受けた。
「飛行機までは車いすを利用できますが、機内は歩けますか?」
「飛行機を降りるときは最終になりますがいいですか?」
「飛行機を降りて羽田空港内保安エリアは同行者が車いすを押せますか?」

ジジとババは小松空港で朝食をとるつもりで、先に2階の喫茶店に入ったのだが、そこも混んでて遅くて、パンを受け取ったら持って出てきたそうな。

ババが車いすなので優先搭乗できるのだけど、保安検査を抜けるのに時間がかかってほぼ最終搭乗。

4人並びの席を早々に予約してあったのと、地上係員とCAの連携がうまく行っていてスムーズに搭乗できた。

久しぶりのヒコーキ。うれしい。

ババがさっそくやってくれた。
ヒコーキが降下し始めるので席に着くように案内があった直後に「トイレに行っとくわ」
わー、今からかい!
CAにギャレーの中を通らせてもらい、なんとかセーフ。

着地は私の中のベスト3に入るくらい、上手だった。

羽田に到着すると、結構待ってから座席からすぐの出口に車いすを用意してくれていた。

ここで、わかったこと
ヒコーキ近くまでANAの車いすを持ってきてくれる。



2階到着階から1階のターンテーブルに向かう。




















羽田のエレベーターは広い。













荷物を受け取り、自家用車いすに乗り換え、ババはまた身障者用トイレでゆっくり。

まず、羽田からモノレールで浜松町へ向かう。

当日から全国の交通カードが相互に使えるようになった。
すでに持っているsuica1枚とPASMO2枚の他に関西のPiTaPa1枚が使えるようになって、全員交通関係はスルーになった。
(身障手帳を持っていると電車等も割引になるけど、1回1回面倒なのでカードでピ!にした。)

モノレールに乗ろうとすると、改札口から係員が付き添ってくれた。
「電車への出入りは歩けますので大丈夫です。」と言うと、
「では、出入り用の板(段差解消)の用意と、到着駅への連絡はいりませんね。」と言われた。
そんなこともしてくれるのね。

ここで、わかったこと
モノレールは電車への出入り用の板でラクに乗れて、到着駅へ連絡して降りも同様にしてくれる。


私は軽くソラ。

ヒコーキより空港が好きかも。












モノレールの乗り降りは、片手に杖、片手引きで可能。

車内は出入り口すぐのところへ座る。うまいこと快速に乗れて特に問題なし。

浜松町に着き、モノレールの改札を出る。

次はタクシーに乗るので1階へ。
エレベーターで移動。
問題なし。









































タクシー乗り場(緑色)へ向かう途中、またもやババが「トイレ行っとくわ」と言いだす。
ここでかよ!

この近辺で身障者用トイレは探してなかった。

とりあえず、モノレール駅構内はパス。(人が多くて待ちそうだし)

隣の世界貿易センターに入る。
(駅より清潔そうじゃないですか?)




















が、しかし分かりやすいところのトイレはなんと5段も下にあった!

ババは「このくらいなら行ける」というので、がんばらせる。
(スパルタですか?いや自立支援です!)

あとで調べたら別館に身障者用トイレがあった。
















中型タクシーの運転手さんに
「車いすですが、いいですか?」(以降タクシーに乗るときはずっと)と聞いて、トランクに車いすを入れてもらう。

行き先は、
荷物を預けるために三田のホテルに寄ってもらい、
広尾(恵比寿駅近く)の美術館。

途中、芝を通り
きゃりーぱみゅぱみゅがKDDIのCMしていた増上寺を見る。

画像はCMより








増上寺って、有名人の葬式はするし、キャパ広い。

そして麻布界隈を通る。
「あー、ここ歩いた。」なところがあり、点と点がつながるのがうれしい。
歩いたのは東京に住んでいたころではなく、その後、研修とかで東京に来たとき。

中国大使館も近くにあり、厳重な警備をしていた。
サン・マリノ共和国(バチカンしかないところ)の大使館を見つけたニャーが喜んでいた。

そして、広尾に到着

山種美術館

山種証券(現・SMBCフレンド証券)およびヤマタネの創業者・故山崎種二が長年にわたって蒐集した美術品の寄附により1966年に開館した東京都渋谷区、日本画の専門美術館「山種美術館」

日本画の専門美術館というだけあって、近代のおもだった画家の作品が多いです。












例えば
横山大観(よこやま・たいかん)

 奥村土牛(おくむら・とぎゅう)
上村松園(うえむら・しょうえん)


 






など。当然作品は撮影禁止。

エレベーターの中

ボタンもスタイリッシュ
入口正面の蒔絵

この下の階が展示フロア


















大人 1000円
大学・高校生 800円

「障害者手帳、被爆者手帳ご提示の方および その介助者(1名)は無料」と太っ腹で、結局私とニャーの分しか払わなくてよかった。

ツウな美術館なので、入館者も落ち着いた層だった。

これだけ日本画ばかり見るのは久しぶり。

ダンナは「別の用事がなく、絵を見るために東京へ行くのか?」と不思議がっていたが、私の実家はそういうウチだ。
だから、ルーヴル美術館へ行ったのさ!


カフェを併設しており、ゆっくりと休める。














トイレも身障者用完備!

ここで、わかったこと
ゆったりとした山種美術館は障害者に優しい